DMMブック 試し読み とみ新蔵・初期名作選 10選

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完結
とみ新蔵・初期名作選 1 元禄異聞 美童無惨

戸田家藩士、棚町隼人が山中で一人釣りをしていると、
突如名も名乗らぬ一人の浪人が切りかかってきた。
名を名乗れと一喝するや、その浪人は俺の顔を
見忘れおったかと傘を脱いだ。
しかしその顔は無惨な傷に覆われ何処の者かわからず……。
(表題作より)

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とみ新蔵・初期名作選 2 孤剣
間部藩主二代目を継いだのは直正の嫡男正次であるが、
正次は父が国本鬼左衛門に与えたといわれる
雷神の太刀を八彌に一度見せてはくれぬかと、
これまで再三に申し付けたことがあった。
しかし、奇怪なことに八彌はその度に
あれこれと口実を設けては断っているのだ……。
(拝領刀始末記 鬼葬より)

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とみ新蔵・初期名作選 3 女郎始末記
男は一旗揚げるために村を出た。
一年、二年、女は待ち暮らし…三年、四年と女は泣き暮らし
…翌年なんとか諦めようと決意したのもつかの間、
村中を襲った野伏の群れに日夜犯されたその挙げ句、
女郎に叩き売られたのだ……。(表題作より)

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とみ新蔵・初期名作選 4 果し合い
祖父の代までは下級ながら郷士であったという。
玄蔵は品川多聞に志士の仲間に加えてもらうため、
京都までやってきたのだが、当たり前のように門前払いを食らう。
そこに目明かしがやってきて……。(維新秘話 暗殺者より)

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とみ新蔵・初期名作選 5 闘魂記
若い官軍の隊長はそこで息絶えた
白虎隊士が握りしめていた短冊を読み…懐中にしまって、
よろめくような足取りで山を下っていった。
その向かっていくところは、部下たちの待っている
山下ではなかった……。(義経屋敷より)

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とみ新蔵・初期名作選 6 ゼニ馬鹿
とみ新蔵のコメディタッチ作品だけを集めた名作選第六集。
血反吐を吐き、魂をえぐるようなとみ新蔵ワールドにあって、
ふんわり笑えて可愛くそして切ない作品もこの切れ味。
巨匠の技の冴えを堪能すべし!

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とみ新蔵・初期名作選 7 惨なり!
一手お立ち会いくだされ! と。
もちろん鍛冶屋の男は驚き戸惑い、
わたしがどうしてお武家様と切り合いが出来ましょうか、
からかわないでくださいと答えたが、
萩原は意外なことを話し出し…。(孤剣果てずより)

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とみ新蔵・初期名作選 8 城盗物語 悲士助次郎
主君の命を絶対だとする助次郎、そなたは真の忠義者だ。
そのようなお主にしか頼めない
ことがあるのだ…果たしてその密命とは!?
(城盗物語 悲士助次郎より)

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とみ新蔵・初期名作選 9 蛮九郎武魂
刑の行われる日。気の弱いものをは気を失い、
豪のものでも恐怖のあまり泣き叫ぶ磔台に、
男はむしろ待ち焦がれていたように……。
(憎悪蜂の姫より)

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とみ新蔵・初期名作選 10 非情剣峠に斃る
一年近く手間取った美人芸者惨殺事件もついに解決…と思いきや、
荒熊は尾州家のお抱え力士であった……。
(江戸相撲惨劇 土俵殺陣より)

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